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「持ってくる」だけじゃない、「bring」を使った英語表現まとめ

「bring」という単語の意味を聞かれたら、何と答えますか?恐らくほとんどの人が「持ってくる/持って行く」という意味を思い浮かべると思います。もちろん基本の意味は「持ってくる/持っていく」なのですが、実は、「bring」は、句動詞や慣用句で表現の幅が広がる単語の一つです。「bring」の持つ色々な意味と表現を学びましょう。

目次

bringを使った英語表現

持ってくる/持っていく/持ち歩く

Bring me some books. / Bring some books to me.  (私に本を何冊か持ってきて。)

「bring」の基本の意味は、「持ってくる/持っていく」です。「bring A(人) B(物)」または「bring B(物) to A(人)」で、「A(人)にB(物)を持って来る/持っていく」という意味です。上記の文では、「私(me)に本を何冊か(some books)持ってきて。」という意味ですね。どちらかというと「bring A(人)B(物)」の方がよく使われていますが、意味は同じなのでどちらを使っても構いません。

It might rain today.  Bring an umbrella with you.  (雨が降るかもしれないよ。傘を持っていって。)

「bring A(物)with B(人)」は、「B(人)がA(物)を持っていく/持ってくる/持ち歩く」という意味です。「Bring an umbrella with you.(傘を持っていって。)」という表現は、様々な教材で紹介されている定番表現です。雨が降りそうな天気の時に傘を持たずに出かけようとする人がいたら、是非使ってみて下さいね。もちろん、傘以外の物にも使えますので、是非応用して使ってみて下さい。「with 人」の部分がなくても問題はないですが、「with 人」の部分が言えた方がナチュラルな英語に聞こえます。

連れてくる

You can bring your children to the party. (パーティーにお子さん達を連れてきてもいいですよ。)

「bring」は、物だけでなく人にも使う事が出来ます。「bring A(人)to B(場所)」「B(場所)にA(人)を連れて行く/連れてくる」という意味です。話の流れでどこに連れて行くのか、どこの連れてくるのか分かる場合は「to B(場所)」の部分を省略する事も多いです。上記の文の「to B(場所)」の部分を省略すると以下の様になります。

bring inを使った英語表現

取り込む

Can you bring the laundry in? (洗濯物取り込んでくれる?)

「bring in」は句動詞で、様々な意味があります。その中の一つが「~を取り込む」。「洗濯物を取り込む」場面は日常生活の中では毎日の様にありますので、是非覚えて下さいね。但し、アメリカの場合は、洗濯物を外に干すと景観を損なう、洗濯物を干す事は貧しさの象徴、という理由により、洗濯物は干さずに乾燥機で乾かす事が多いです。賃貸の場合は家主との契約で洗濯物を干してはいけない場合もあります。

最近では、環境問題への意識が高まっているため、「Right to dry(洗濯物を干す権利)」を訴える人や、その権利を保証する州なども出てきていますが、まだまだ外に干すのは少数派です。ですから、アメリカに住んでいても、「洗濯物を取り込む」という意味で「bring in」を使う事はかなり少ないかもしれません。

導入する

We’re going to bring in the new system. (私達は新しいシステムを導入する予定です。)

「導入する」という意味の「bring in」は、ビジネスの場ではよく使用され、TOEICにも出てきています。仕事で英語を使う方やTOEICを受験される方は是非覚えましょう。「in」中に「bring」持ってくる、というイメージなので、英語を聞いたり、英文を読んだりした時に出てきた場合、なんとなく意味がつかめると思います。ですが、いざ自分が使うとなると、パッと出てこない表現ですね。

搬入する

We brought the machines in this morning.  (今朝その機械の搬入をしました。)

「搬入する」という意味の「bring in」も、ビジネスの場でよく使われますし、TOEICでもよく見かけますので、しっかり覚えましょう。こちらは物を「in」中に「bring」持っていくというイメージそのままなので分かりやすいです。アーティストが作品を展示会に搬入する時や、ミュージシャンが楽器を搬入する時等にも使えます。

参加を依頼する

We might have to bring an expert in.(専門家に参加を依頼しなければいけないかもしれません。)

「bring in」「~の参加を依頼する」という意味もあります。「~の参加を依頼する」という日本語を英語に訳する時、「ask(尋ねる)」を使った文を思い浮かべる人が多いかと思います。もちろんそれで全く問題はないのですが、「bring in」という表現が使えたらもっとスマートに聞こえますよ。

I didn’t want to bring you in.  (あなたを巻き込みたくなかったんだけどね…。)

あまり日本では習う機会のない表現ですが、「bring in」で、「~を(トラブル等に)巻き込む」という意味もあります。トラブルがない限りは使わない表現ですし、人をトラブルに巻き込んでしまったり、誰かのトラブルに巻き込まれたりしない限りは使わないかもしれませんが、ドラマや映画では出てくる表現ですので、覚えておいて損はないです。

bring upを使った英語表現

取り上げる

I’ll bring up the topic at the next session.  (次の会合でその件を取り上げるつもりです。)

「bring up」「(問題、話題などを)取り上げる」という意味です。ビジネスはよく使うフレーズですし、仕事ではなく学校などでも使いますので、お仕事で英語を使う方や留学予定の方、また、サークルやボランティア活動などで英語で話し合う機会のある方はしっかり覚えましょう。TOEICにも出てきています。

育てる

My mother worked hard to bring me up.  (母は私を育てるために一生懸命働きました。)

「bring up」は、「~を育てる」という意味もあります。「work hard」は、「一生懸命働く」という意味以外にも、「努力する」「一生懸命である」というニュアンスで使う事も多いです。ですから、この一文は、「母は私を育てるために一生懸命だった。」という意味にもとれます。

He was brought up spoiled. (彼は甘やかされて育った。)

「bring up」を受け身にして「be brought up(育てられる、育つ)」という意味で使う事も多いです。「be spoiled」「甘やかされている」という意味ですので、「be brought up spoiled」「甘やかされて育つ」という意味になります。

I was born and brought up in Okinawa. (私は沖縄で生まれ育った。)

「be brought up in ~」「~(場所)で育つ」という意味です。「~で(場所)で生まれ育つ」という意味の「be born and brought up in ~」はよく聞く表現ですね。この例文の「Okinawa」の部分にご自身の生まれ育った場所を入れてそのまま使う事が出来ますので、是非英語で自己紹介をする時には使ってみて下さい。

bringを使った句動詞について

今回紹介した「bring in」「bring up」「bring out」は句動詞です。句動詞とは、「動詞+前置詞または副詞」で一つの意味を持つものです。一つ気を付けたい事があります。今回紹介した句動詞「bring in」「bring up」「bring out」の三つは、目的語を語と語の間に持ってくる事も目的語を句動詞の後ろに持ってくる事も可能ですが、目的語が代名詞の場合は、語と語の間にしか入れられないので注意して下さい。

楽器を搬入する

  • 〇bring the instruments in 
  • 〇bring in the instruments

それらを搬入する

  • 〇bring them in
  • ✖bring in them

息子を育てる

  • 〇bring my son up
  • 〇bring up my son

彼を育てる

  • 〇bring him up
  • ✖bring up him

エイミーを連れ出す

  • 〇bring Amy out
  • 〇bring out Amy

彼女を連れ出す

  • 〇bring her out
  • ✖bring out her

句動詞は、上記の様に、【目的語は語と語の間か後ろに置けるが、代名詞の場合は語間にのみに置く】ものの他に、【目的語は句動詞の後ろに置く】ものもあります。例えば、「look at(~を見る)」は、「at」の後ろにしか目的語を置く事が出来ません。また、文法上はどちらも可能だが、【目的語は語と語の間に置く】用法でしかほとんど使われないものもあります。

bring ~ to lifeを使った英語表現

蘇生させる

The doctor brought me to life. (その医者は私を蘇生させた。/その医者のお陰で私は助かった。)

「bring ~ to life」「~を蘇生させる」「~を生き返らせる」という意味です。直訳すると「その医者は私を蘇生させた。」となり、少し不自然ですが、「その医者のお陰で私は助かった。」という風に訳すると自然ですね。

生き返らせる

A beer brings me to life after a long day of work.  (長時間働いた後のビールは私を生き返らせる。/超時間働いた後のビール、生き返るわぁ!)

治療や療養などで文字通り「蘇生する」という意味以外にも、美味しいものやリラックスできることなどのお陰で「生き返る」と大袈裟な感じで言いたい時に使う事も出来ます。「a beer(一杯のビール)」の部分を「a cup of coffee(一杯のコーヒー)」や「a hot bath(熱いお風呂)」などに入れ替えて使ってみて下さいね。

再生させる

The new CEO is trying to bring the company to life.  (新社長は会社を再生させるべく努めています。)

「bring ~ to life」は、「(人を)蘇生させる」「(人を)生き返らせる」だけでなく、「(会社や組織を)再生させる」という意味でもよく使われています。こちらの表現はTOEICにも出てきそうですね。「CEO」は「Chief Executive Officer(取締役)」の略です。

その他のbringを使った英語表現

かかってこい!

Bring it on! (かかってこい!)

日常生活ではほとんどの方にとっては縁のないフレーズかもしれませんが、ドラマや映画などでよく出てきます。喧嘩だけでなく、スポーツなどでライバルに対して「受けて立つぞ!」という意味でも使う事があります。

長所を引き出す

The teacher brings out the best in her students.  (彼女は彼女の生徒達の長所を引き出します。)

「bring out the best in ~」「~の長所を引き出す」「~の才能を引き出す」という意味の慣用句です。句動詞「bring out」には「~を引き出す」という意味がありましたね。その応用で、「the best」、つまり一番良い状態を引き出す、という意味で使われています。

説得する

I have to bring him around. (彼を説得しなきゃ。)

「~を説得する」という意味でよく使われる「bring ~ around」は、TOEICにも出てきていますのでしっかり覚えましょう。句動詞であり、文法上は「bring ~ around」も「bring around ~」もどちらも可能なはずなのですが、「bring ~ around」はほとんど聞きません。辞書や教材でも「bring ~ around」のみが紹介されているものも多いです。

落ち込ませる

What brought you down?(何があなたを落ち込ませたの?/何で落ち込んでいるの?)

「bring ~ down」「落ち込ませる」「がっかりさせる」「気を滅入らせる」という意味があります。洋楽の歌詞にもよく出てくるフレーズです。こちらも、「bring around」と同様、「bring down ~(人)」は使わず、「bring ~(人) down」を使います。

「bring」を使った英語表現を使いこなそう

中学一年生で習う「bring」(持ってくる)という単語。とてもシンプルな単語なのですが、実は、句動詞や慣用句を使う事で、幅がグンと広がる単語です。「bring」に限らず、元々の意味が単純な動詞程、句動詞や慣用句で何通りもの意味を持つ事が多いです。中には元々の意味からイメージが湧きづらいものもあります。例えば、今回の「bring」の例だと、「bring up(育てる)」や「Bring it on!(かかってこい!)」などは、「持ってくる」というイメージだと分かりづらいです。ですから、一つ一つ覚えて、日常会話、試験、ビジネス等に役立てて下さいね。

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