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「~以外」を表す英語表現・類似表現とその使い分けまとめ

「~以外」を、英語で何と言いますか?「except」「besides」「without」等が思い浮んだ方が多いかと思いますが、それらをきちんと使い分けられる人は意外と少ないです。「タイ料理以外に、インドネシア料理も好きです。」と言いたい時、あなたなら何と言いますか?「I like Indonesian food except Thai food.」と思った方、残念ながら不正解です。では、「納豆以外は何でも食べられます。」と言いたい時はどうでしょう?「I can eat anything besides natto.」だと思った方、こちらも不正解です。「~以外」を表す英語表現、間違えやすい表現と、その使い分けを学びましょう。

目次

「〜以外」の英語表現の使い分け

except/except for(~を除く、~を除いて、~以外)

「except」は、「~を除く、~を除いて」という意味です。日本語訳をすると「~以外」とする事も出来るのですが、「〇〇以外に△△もある」という「足し算」のイメージではなく、「〇〇を除く△△」という「引き算」のイメージ前置詞です。

I can eat anything except (for) natto. (納豆以外は何でも食べられます。)

「納豆以外は何でも食べられます。」という文の「何でも」の中から「納豆のみを取り除く」様なイメージです。「何でも食べられるけれど、納豆だけは食べられない」のですね。引き算のイメージ、掴めますか?ここでは、「except」でも「except for」でも可です。

I get up at 6:30 every morning except on weekends. (週末以外は毎朝6時半に起きます。)

「毎朝6時半に起きる」という文の「毎朝」の中から、「週末を取り除く」様なイメージです。仕事や学校のある平日は早起きだけれど、お仕事がお休みの日はゆっくり寝る、という方も多いのではないでしょうか。ここで間違えて「besides」や「without」を使わない様に注意しましょう。また、ここでは「except for」は使えません。「in」「on」「at」等の前置詞が入る時には「except for」ではなく「except」しか使えれません。

Except for the runny nose, I’m OK. (鼻が出る以外は大丈夫です。)

風邪をひいて鼻が出るが体調自体はそこまで悪くない時、アレルギー症状で鼻が出るがそれ以外の症状は出ていない時などの一言。「runny nose」または「running nose」とも言います。「~以外」が先に来る場合は、「in」「on」などの前置詞を使用する時以外は、「Except」は使えず、「Except for」を使います。

besides(~に加え、~以外)

「besides」は、「~に加え」という意味です。日本語訳をすると「~以外」とする事ももちろんありますが、「〇〇に加え△△(もある)」、という、「足し算」のイメージです。引き算のイメージである「except」との意味の違いをしっかり覚えましょう。

I love spicy food.  Besides Thai food, I like Indonesian food.  (辛い食べ物が大好きです。タイ料理以外に、インドネシア料理も好きです。)

「Besides Thai food, I like Indonesian food.(タイ料理以外に、インドネシア料理も好きです。)」は、「タイ料理も好きで、それに加えてインドネシア料理も好き」という意味です。先程の「except」は引き算のイメージですが、こちらは足し算のイメージですね。

Who’s performing besides you? (あなた以外には誰が出演するの?)

バンドやダンス、演劇などをしている友人にイベントに誘われた時の一言です。もっと分かりやすい日本語訳にすると、「あなたの他には誰が出演するのですか?」という意味です。足し算のイメージは掴めますか?この様に「~以外」「~に加え」という意味で使う「besides」は前置詞です。

but(~しかない、~を除く、~以外)

「しかし、でも」という意味の接続詞の「but」は皆さんよくご存じだと思いますが、「but」には「~以外」という意味もあります。実は、接続詞の「but」よりも「~以外」の「but」の使い方の方が古い英語であり、元の意味です。こちらの「but」は前置詞です。

I did nothing but study yesterday. (昨日は勉強以外は何もしませんでした。)

「do nothing but do」はよく使う構文です。「~(動詞)以外は何もしない」「~(動詞)するばかりだ」という意味で、日常会話だけでなく、大学受験、TOEIC、英検等にも出てきていますので、この機会に覚えましょう。この構文では、butの後の動詞は、過去形の文でも三人称の文でも原型のままです。

All but her joined the meeting. (彼女以外の全員が会議に参加しました。)

この文の「but」も「~以外」という意味で使われています。この「All but her」は「彼女を除いた全員」ですので、「〇〇を除く△△」という「引き算」のイメージであり、「except」と同じ意味で使われていますので、「but」と「except」を入れ替える事も出来ます。ですが、「except (for)」と違い、「but」を文の初めに持ってくる事は出来ませんので、気を付けましょう。

in addition to (~に加え、~以外)

In addition to my full-time job, I have a part-time job as a tutor. (本職以外にも、家庭教師のアルバイトをしているの。)

「in addition to」は、「besides」と同じ様に使われています。「addition」だけだと「追加」「付加」「足し算」という意味であり、それに「in」と「to」をくっつけて「in addition to」にすると、「~に加え」「~以外に」という意味になります。もちろん、足し算のイメージで使われる熟語です。上記の文では、「(本職である)フルタイムの仕事以外にも、家庭教師のアルバイトもしている」という意味です。

I want to study Chinese in addition to English.  (英語以外にも中国語も勉強したい。)

「in addition to」は接続詞ですので、文の最初だけでなく、上記の文の様な使い方をする事も多いです。ここでは、「英語に加え、中国語も勉強したい」と言っています。足し算のイメージですので、「in addition to」を「besides」と入れ替える事が可能です。

without (~なしに、~せずに)

「without」は「except」や「besides」と間違えて使う人がかなり多いです。日本語訳にする時に「~以外」という訳になる事もあるかもしれませんが、基本的には、「~以外」というよりも、「~なしに/~なしで」「~せずに」という意味ですので、この機会にぜひ違いを覚えて下さいね。

If there’s no sugar, we’ll have to do without it. (砂糖がないのなら砂糖なしでなんとかしないといけないね。)

「will have to do」は、「なんとかしないといけない」「なんとかなる」という意味でよく使われます。「If there’s no sugar, we’ll have to do without it.」を直訳すると、「砂糖がないのなら、それなしでなんとかしないといけない」という意味です。「sugar」の文を入れ替えて色々と使えるフレーズですので是非覚えて下さい。ここでの「without」は、「~なしで」という意味です。

I can’t read books without wearing glasses. (メガネをかけずに本を読む事は出来ません。)

「without ___ing」で、「~せずに」という意味です。この文では、「without wearing glasses」で「メガネをかけずに」という意味になります。「can’t do without __」「~なしでは~出来ない」はよく使う文であり、「without」の後には名詞または動名詞が入ります。

「without __ing」の使い方で気を付けたい事が一点あります。例えば、「そのパーティーには行かず、家で休んでいました。」という様な文ではこの「without」は使えない事です。その場合は、「代わりに」の「instead of」等を使います。

instead of / instead (~の代わりに)

「~以外」という表現ではないですが、「without」と間違えやすい「instead of」と「instead」の使い方も紹介します。

I took a rest home instead of going to the party.(そのパーティーには行かず、家で休んでいました。)

「instead of ~」は、「~の代わりに」「~せずに」という意味であり、イメージとしては、「パーティーに行くか」「家で休むか」の二つの中から一つを選択するイメージです。この二つの事は、同時に進行する事は不可能であり、一つを選ばないといけません。その様な場合は「instead of~」を使います。

Mike and I were planning to go to the baseball game tonight, but he can’t make it there due to some urgent business.  Would you like to come with me instead? (マイクと私は今夜野球の試合を見に行く予定だったんだけど、彼、急な仕事が入って来れなくなったのよね。代わりに一緒に来ない?)

「Would you like to come with me instead? (代わりに一緒に来ない?)」は、「Would you like to come with me instead of him? (彼の代わりに来ない?)」と同じ意味であり、「instead of him」の「of him」が省略されています。話の流れで何の代わりなのか分かる時は、「of ~」を省略して「instead」だけを使う事が出来ますが、その場合は文末に「instead」をつけます。「be planning to ~(~する計画を立てている)」「make it (時間などの都合をつける、間に合う、成し遂げる)」「urgent business(急用、急な仕事)」もよく使いますのでついでに覚えましょう。

other than (~以外)

Other than Yoko, there are 4 students in her English class.  (ヨウコ以外に、彼女の英語のクラスには4人の生徒がいます。)

「other than」は、足し算のイメージ、引き算のイメージ、どちらにも使う表現です。この文の「other than」は、足し算のイメージです。ヨウコの英語のクラスには、ヨウコに加えてあと4人の生徒がおり、合計で5人となります。ですので、この文の「other than」を「besides」と入れ替える事も可能です。「other than」は、会話ではどちらかと言うと文の初めに使う事の方が多いので、日本人にも使いやすい表現です。

I don’t have any close friends in my company, other than Keiko and Mary.  (ケイコとメアリーを除いて、会社に仲の良い友達っていないのよね。)

上記の文は、「ケイコとメアリーを除外して、他に親しい友人はいない」という意味。この文の「other than」は引き算のイメージであり、「except (for)」と同じ様に使われています。こちらも「except (for)」と置き換える事が可能です。「besides」と同じ意味なのか、「except (for)」と同じ意味なのかは、文脈で判断して下さいね。「other than」はアメリカ英語でもイギリス英語でも使用されます。

apart from (~以外)

Apart from studying, I didn’t do anything on the weekend.  (週末は、勉強以外には何もしなかったなぁ。)

「apart from」は、「other than」と同じ様に使います。ですので、こちらも引き算と足し算のイメージ両方で使用されており、「besides」の意味なのか「except (for)」の意味なのかは文脈で判断しなければなりません。上記の文は、「勉強の除いて何もしなかった」ので、引き算のイメージ。「except (for)」に置き換える事が可能です。

Apart from Los Angels, I went to Las Vegas and Grand Canyon. (ロサンジェルス以外にも、ラスベガスとグランドキャニオンに行ったのよ。)

この文では、「ロサンジェルスに加え」という意味で「Apart from Los Angels」が使われており、「ロサンジェルスだけでなくラスベガスとグランドキャニオンにも行った」ので、足し算のイメージです。この「apart from」は「besides」に入れ替える事が出来ます。「apart from」も「other than」と同じく文の初めに置く事が多いです。「apart from」は、主にイギリスでよく使われている表現です。「other than」と「apart from」は同じ意味で使われていますので、「other than」と「apart from」を言い換える事も可能です。是非入れ替えた文も作って練習してみて下さいね。

aside from (~以外)

I like all kinds of music, aside from heavy metal. (ヘビーメタル以外は、どんな音楽も好きです。)

「aside from」は、「other than」「apart from」と同じ意味で、足し算のイメージと引き算のイメージ両方で使う、アメリカ英語です。上記の文は、ヘビーメタルを除いており、「except (for)」と同じ意味、引き算のイメージです。どちらのイメージで使われているかは、文脈で判断しましょう。

Aside from her salary, she earns money from investments. (給料以外にも、彼女は投資で稼いでいる。)

上記の文は、「給料に加えて投資でも稼いでいる」という足し算のイメージで「aside from」が使われており、「besides」と同じ意味です。「besides」と入れ替える事も出来ます。「aside from」も「apart from」と「other than」と同じく文の初めにつく事が多いです。

沢山ある「~以外」の表現と、間違えやすい表現の違いを覚えよう

「~以外」という表現と、間違えやすい表現を紹介しました。似ている様で違う表現、或いは、全く同じ様な使い方をする表現がありましたね。TOEICでもよく出てくる表現ばかりですので、受験される方はしっかり覚えましょう。以下、紹介した表現のまとめです。

足し算のイメージで使用されるもの

  • besides (~に加え、~以外)
  • in addition to (~に加え、~以外)

引き算のイメージで使用されるもの

  • except (for) (~を除く、~以外)
  • but (~しかない、~を除く、~以外)

足し算引き算両方のイメージで使用されるもの

  • other than (~以外)
  • apart from (~以外)
  • aside from (~以外)

その他間違えやすい類似表現

  • without (~なしに、~せずに)
  • instead (of) (~の代わりに)

ややこしく感じるかもしれませんが、違いをきちんと覚えてしまえば、使い分ける事は難しくありません。ここで紹介した表現をノートに書き写したり、音読をしたり、また、ご自身でもこれらの表現を使って文を作ってみて、違いを覚えて、英語で会話をする時や文章を書く時に、TOEICなど英語の試験の点数アップに役に立てて下さいね。

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